これ一台でペイントブースの
能力が一段とアップ!
ステンレスのシンクが
塗装機器の洗浄に最高です。
開発ストーリー
誰もが知っている製品の組み合わせで
誰もがアッと驚く機能を実現します
ガンコートやウレタン塗料などの溶剤塗料を扱う塗装作業では、必ずスプレーガンの洗浄を行います。シンナーとハケで隅々までガンを洗う際に、小さな容器とウエスで少しずつ作業していては時間ばかり掛かって効率が上がりません。
カーベックのシンクセットは言わばアイデア商品ですが、これを置くだけで洗浄環境は劇的に向上します。
溶剤系の塗料を使うペイントブースでは、調色や色替えを行うたびにスプレーガンの洗浄を行います。たとえば私たちも、ガンコートのカラーサンプルを作る際には1日で20色あまりの色替えを行います。その際には次から次へと塗るため、ガンの洗浄時間をできるだけ短縮して効率を上げたいと考えます。そこで自社のペイントブースに設置したのが、キッチンなどで使用するステンレス製のシンクでした。
目的はシンナーをジャブジャブ使って、スプレーガンをさっさと洗ってしまうことでした。シンクの中に置いた1ガロン(4リットル弱)のバケツにシンナーを満たしておき、ペイントが付着したスプレーガンを浸しながらハケで擦れば、汚れはあっという間に落ちてしまいます。缶のシンナーが汚れたら一斗缶からガンのカップにきれいなシンナーを注ぎ、それをバケツに移せば常にきれいな状態で洗浄できます。バケツから溢れた汚れたシンナーはシンクの下の一斗缶に溜めるので、いちいちウエスで拭き取る必要はありません。
私たちは自分たちの作業効率をアップするため必然的にこの方法を思いついたのですが、皆さんのペイントブースを訪れるたびに「なぜ洗浄台を置かないのだろう?」と疑問に感じる場面が多々ありました。小さな缶に少しのシンナーを入れて小さなブラシで時間を掛けて洗浄するより、盛大にシンナーを使ってザッと短時間で洗ってしまう方が、次の作業にスムーズに移行できるのは明らかです。
シンナーを一斗缶で購入しても2000円台ですし、洗浄後のシンナーをウエスに吸わせずシンク下に回収すれば廃シンナーとして処分できますし、再生機にかければ資源として再使用できるのでリサイクル、リユースの観点からしてもむしろ望ましいはず。
ステンレス製シンクと一斗缶を2段重ねにできるスタンド、洗浄用バケツやハケなど、私たちが実際に使用する中で便利だと感じた組み合わせは、きっとすべての溶剤塗料ユーザーに納得していただけるという自負があるので、ぜひとも活用していただきたいです。